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平成12年山行記録
日 時 10/12〜10/13
場 所 早池峰・八幡平
コース
同行者 単独
費 用

 

月/日 出発時間 到着時間 場      所 天 候 特  記  事  項
10/13 10:30   大熊 晴れ 2週続けての夜勤明け(今回は明け3直代勤後)での北東北
    15:30     河原坊駐車場   山行きである。車の運転には先週の実績がありこれと言って
10/14 7:00   河原坊駐車場 曇り 不安材料は無かった。強いて言うならば、今回は明け3の後
    9:00     早池峰山頂   ということと、明け・休みの2日間しかないというのがちょっと
  9:33   早池峰山頂   不安と言うより不服であった。大熊を出発したときは晴れ、
    10:47     小田越 晴れ 目的地の河原坊に到着したときはガスが時々、出たけれど
    11:05     河原坊駐車場   山頂方面が晴れていて稜線がよく見えた。下山してきた
  11:15   河原坊駐車場   ハイカーに聞くと山頂は少し寒いがとても良い天気で最高の
    13:55    八幡平駐車場 晴れ 登山であったとのこと。明日の天気を気にしながら、紅葉を
  14:00   八幡平駐車場   満喫し夕食を撮って休む。翌朝、霧が濃く天候は望めそうに
    14:20    八幡平頂上 晴れ なかったので、先に八幡平へ行って来ようかと思い、暖気
    14:50    八幡平駐車場   運転をしながら、準備をしているとハイカーらしき車が2台
  15:00   八幡平駐車場   やってきた。聞いてみると、はじめての早池峰でしかも1人
は、九州からきたので是非、登って帰りたいというおばさん達であった。一緒に登りましょうと言われたが、山頂の天気を
想像するととてもその気になれなかった。もう一度、車に戻りカーナビで八幡平までの所要時間などを調べたら、意外に
時間がかかることが判り、八幡平から戻ってきて、この山を登るのは、少し遅すぎると思い、最終決断は、とにかく、この
山を登ってその後で、八幡平に行くことになった。従って駐車場を出発したのが7:00になってしまった。
2時間ほどで山頂に着いたがやはり展望は悪く、気温が氷点下1度であって、とても寒かった。山頂の小屋の中で
食事をとり、朝、会ったおばさん達に暖かい玉子スープをもらい体があたたまった。30分位で食事休憩を終え、小田越
方面に下山した。小屋を出ると、低い立木が沢山あってそこになんと、霧氷が付着していた。初めての光景であったので
とても満足であった。おばさん達とこの辺から離れて先に行った。暫くすると晴れ間がでてガスが抜け小田越峠一体が
きれいに見えた。この天気がもう少し早ければと思いつつ小田越に向かう。途中、登ってくるハイカーが続々とやってくる。
小田越には10時47分に到着し、そこからは時々山頂方面を見ながら足早に河原坊駐車場へと向かう。次の目的地への出発
を少しでも早くしようと思い、体が軽かったので、小走りに駐車場へ向かった。河原坊駐車場に11時05分到着。直ぐに靴履き替
等をし11時15分に駐車場を出発した。高速に乗るまでは予想外に道が狭く時間がかかった。やはり先に早池峰を登ってきて良か
ったなと思った。八幡平の麓まで来ると紅葉が実に見事であった。スカイラインで八幡平駐車場に到着すると紅葉狩りの車で
いっぱいであった。
八幡平山頂へは20分位で到着した。展望台から岩手山が雄大に聳えたっているのが見え山頂はほんのかすかに雪で白く
なっていた。それはまるで私を呼んでいるかのようにも見えた。暫くして方角を変えると先程登ってきた早池峰山がこれまた
哀愁を感じさせ、山が「是非もう一度来て下さい」と優しく訴えているように見えた。なんと素晴らしい光景なのかと思わず一
人声を出さずにはいられなかった。隣にいた中高年の夫婦が「明日私たちはあの早池峰にいきます」と言ったので私もすか
さず「今朝私は、その早池峰に登って来ました」と言った。すると中高年の夫婦は大変興味深くいろんなことを質問してきた。
5分ぐらい会話をして別れた。私も、もう一度記念写真を撮って、めがね池方面を通って駐車場に向かった。駐車場の土産
売場で記念の品を買おうと思ったが、気に入ったものがなかったので何も買わずそのまま車に戻り、周りの風景に最後の
見納めをして一路、東北高速を目指した。帰りの高速から見る岩手山も、夕陽に映えて実に見事な眺めであった。