平成12年山行記録
日 時 6/5〜 6/6
場 所 瑞牆山・金峰山
コース 瑞牆山荘〜富士見平小屋〜金峰山〜富士見平小屋
同行者 I藤                            
月/日 出発時間 到着時間 場      所 天 候 特  記  事  項
6/4 10:30   広野町 晴天 夜勤明け、広野のスーパーで最後の買い出しをし常磐高速「いわき
    11:30 常磐高速「日立南」通過   四ツ倉」に乗る。天気も上々で子供の旅立ちのようなルンルン気分
    12:20   〃  「守谷」SA   で、一路都心へ向かう。途中「守谷サービスエリア」で高速道路の
  13:00     〃  「守谷」SA   混雑状況等を確認し、三郷を抜け首都高通過して中央高速に入る
    13:45 中央高速「高井戸」   甲府あたりまで来ると南アルプスや八ヶ岳が見えてきた。車中で
    14:20   〃  「談合坂」SA   「あの山は北岳だ!」そして「その右が甲斐駒ヶ岳だ!」と勝手に
  14:40     〃  「韮崎」IC   いい合いながら韮崎ICを降り、国道141号線に乗り換えた。
    15:20   〃  「韮崎」IC   途中、人間用と車のガソリンを補給し増富温泉で風呂に入り
    16:15 増富温泉   瑞牆山荘に17:05到着した。山荘と言うよりは民宿と言った感じ
  16:45   増富温泉   であった。夕食時ビールを持ち込んで飲もうとしたら「持ち込みは
    17:05 瑞牆山荘   はお断りです」と言われ仕方なく部屋に戻して食堂で別に頼んだ
6/5 6:35   瑞牆山荘   翌朝4:30起床で荷物の整理をし5:50朝食をとり6:35山荘を
    7:15 富士見平小屋   出発した。今夜の宿泊分の食料品等がパッキングされたリュック
  7:30   富士見平小屋   が、とても重くこれではとても山頂までまでは無理と思いながら
    8:20 大日小屋   急登を歩いていた。
  8:40   大日小屋   約40分で富士見平小屋に到着し荷物を振り分け一部小屋に
    11:10 金峰山頂 大晴天 置いて行く。山頂で気がついたのだが、それでもまだ今日の
  12:30   金峰山頂   登山に不要な荷物が積まれていていつもより重く感じながら
    12:45 金峰山小屋   山頂へ向かう。樹林の中を急登しながらほぼ、オンスケジュ
  12:55   金峰山小屋   ールで大日小屋に到着したがどういう訳かお腹の調子が悪く
    14:35 大日岩   大日小屋で用を足した。伊藤さんがコーヒーを勧めてくれたが
  14:50   大日岩   丁重に断った。大日小屋を後にして1時間30分後いわゆる
    15:55 富士見平小屋   「砂の頭」に到着。なんとそこには偉大なる富士山が私たちの
疲れを癒すかのようにどっしりと待ち構えてくれていた。そしてまた、遙か前方に目標の金峰山頂が見えた。写真を2.3枚
撮ろうと思ったが山頂でゆっくりと思い、その場を後にした(結果的にその行動は失敗であった)しかしここからが岩場の連続
で危険性こそさほどではなかったが、とてもきつかった。岩場の登降を何度か繰り返しやっと、金峰小屋との分岐点に着く。
少し歩いては直ぐ息切れを感じるので現在の高度を確認すると、2450mであった。気圧が低く、酸素が薄い為と思った。
久しぶりの高山登山であったため余計に酸欠が効いたのだと思う。11時10分に待望の金峰山頂に到着した。天候が良く
360度の展望で遠く北西の方には白山・その右の方には、北アルプス・西の方角には浅間山・そしてちかくには、明日登る
瑞牆山の岩山が聳えたっていた。しかし残念なことに富士山は雲に覆われていて見えなかった。やはり先ほどの「砂の頭」
見えたときに  
           
月/日 出発時間 到着時間 場      所 天 候 特  記  事  項
6/6 4:30   起床 大晴天 (前ページより続く)
  5:55   富士見平小屋   に撮っておけば良かったなととても後悔してしまった。それに
    6:20 天鳥川沢   しても、山頂の五丈岩は予想外に大きかった。記念写真と昼食
    7:40 瑞牆山頂   休憩で1時間20分を費やした後、下山開始で金峰小屋方面に
  8:30   瑞牆山頂   降りて行く。小屋へは15分程度で着いたが、今後の為に内部
    9:20 天鳥川沢   視察し写真を撮って小屋を経った。
  9:30   天鳥川沢    
    9:50 富士見平小屋   小屋から分岐点の間でこのコース初めての残雪が山道
  10:15   富士見平小屋   の脇に申し訳ない程度にあった。
    10:40 瑞牆山荘   砂の頭まで来たがやはり、富士の頭は隠れたままで
  10:55   瑞牆山荘   真後ろの金峰山を見納めにして再び樹林帯の中へ入っ
    11:15 増富温泉   て行く。富士見平小屋に15時55分到着。小屋の前で
  12:45   増富温泉   少し休憩をして、夕ご飯の準備をした。水場に行って水を
くみ、バーナーに火をつけて食料品の中身を確認したところご飯のないことにこの時始めて気がついた。仕方なく
レトルトパウチの中華丼の具だけお湯に入れ缶詰や、漬け物、ソーセージ、を酒の肴にして満腹にした。早めに
明日の用意をして寝床の準備をしラジオを30分ほど聴いて床につく。疲れたせいか、はたまた、百薬(酒類)の
不足のせいか昨夜に続きなかなか眠れない。遠くで伊藤さんの鼾が聞こえるが、我慢して横になっているうちに
何とか眠りについたようだ。夜中にトイレに起きるが空には星が見えなかったので少し残念かつ心配であった。
翌朝4時半起床、朝ご飯の準備をしていると、早々とハイカーが参上、荷物を一部置いて瑞牆山へと向かう。
私たちも、彼らにつられるかのように朝食を済ませ、荷物を整理して5時55分小屋を出る。天鳥川沢を過ぎて
急登を30分くらいの所で休憩をした。後ろを振り返ると、木々の間から偉大なる富士山がしっかりと見えた。
写真を撮るのには少し木が多すぎて撮れる状態ではなかった。15分休憩して山頂へ向かう。
7時40分に山頂へ着いた。山頂からの展望は昨日の金峰山より一段と良く、富士山を始め、八ヶ岳が間近に
見えて大満足であった。さすがに百名山だけはある山だなと一人感心していた。あまりの展望の良さに胸打たれ
帰る時間を惜しむ。幸か不幸か、40分程経つと雲が出てきて周りの山が隠れてきた。この辺が潮時かと思い
やっと帰りの決断がついた。天鳥川沢と富士見平小屋でそれぞれ休憩をして、瑞牆山荘に10時40分に着いた