平成17年山行記録 | ||||
日 時 | 8/29〜8/31 | |||
場 所 | 野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳 | |||
コース | 北アルプス裏銀座縦走コース | |||
同行者 | 単独 | |||
出発日時 | 到着日時 | 天候 | 場 所 | 備考 |
8/29 6:30 | 七倉山荘発(タクシー) | |||
6:42 | 6:40 | 高瀬ダム上 | ||
7:02 | 登山道付け根 | |||
8:28 | 8:21 | No6Point | ||
9:10 | 9:06 | 晴れ | 三角点 | |
10:30 | 10:15 | 烏帽子小屋 | ||
11:48 | 11:30 | 三岳 | ||
13:10 | 野口五郎小屋着 | |||
8/30 4:50 | 野口五郎小屋発 | |||
5:18 | 5:03 | 野口五郎岳 | ||
5:52 | 5:45 | 真砂岳分岐 | ||
6:50 | 6:44 | 東沢乗越 | ||
7:26 | 7:13 | 水晶小屋直下(朝食) | ||
7:48 | 7:42 | 水晶小屋 | ||
8:48 | 8:18 | 水晶岳山頂 | ||
9:25 | 9:13 | 水晶小屋 | ||
10:12 | 10:05 | ワリモ岳山頂 | ||
11:00 | 10:35 | 鷲羽岳山頂 | ||
11:55 | 11:43 | 三俣山荘 | ||
12:40 | 12:35 | 双六小屋、山頂分岐点 | ||
14:10 | 14:06 | 双六小屋 | ||
15:08 | 15:00 | 花見平 | ||
15:21 | 弓折岳分岐 | |||
15:56 | 鏡平小屋着 | |||
8/31 5:00 | 鏡平小屋発 | |||
5:34 | 5:30 | シシウドケ原(分岐点) | ||
6:10 | 5:50 | 雨具装着 | ||
6:30 | 6:15 | トタドリケ原 | ||
7:51 | 7:43 | わさび平小屋 | ||
8:45 | 新穂高温泉BT | |||
9:20 | 中尾高原駐車場着 | |||
山 行 記 | ||||
1/2直の勤務終了後、小入野寮でお風呂に入り、カーナビを長野自動車道「松本IC」にセットし、23:10星空の | ||||
下、小入野寮を出発した。三春ICの手前のコンビニで眠気防止にジュースとグミを買い磐越自動車道に乗る。 | ||||
当初の予定では北陸道の燕三条付近のPAで仮眠であったが、そこまで持たず磐越道の「三川PA」で1時間10分の | ||||
仮眠を摂った。新穂高温泉の村営駐車場には7:00到着したが、駐車場が満杯の為ロープウエイ乗り場の有料 | ||||
駐車場に向かったが8:00からでまだ、営業していない。しかも時間制の駐車場のため利用不可。 | ||||
やむなくその場を離れて駐車場探しに車で付近をのりまわすが、路上には駐車禁止の看板が数多く設置されており、 | ||||
路上駐車は1台もない。ロープウエイ乗り場から5km位下ったところに「中尾高原入口」と言うバス停がありその先に広い | ||||
駐車場があったのでそこへ車を止めて暫く考えた。 | ||||
バス停の時刻表を確認すると、10:23特急「松本駅」行きのバスが止まることが判り、松本へ行くことはOKとなる。 | ||||
次に下山後のロープウエイバス乗り場からここまでのバス運行を確認したところ10:05発のバスがある事が判って | ||||
帰りもOKとなる。これで車はここに止めることに決定し早速着替えに取りかかった。 | ||||
着替えながら「本当に車をここに3日も止めておいて大丈夫かな?」と心配したが、「今更登山コースを替えたくない」 | ||||
「この車は盗難防止のホーンもあるので良しとするか!」そう思うと気分が一転し私の心は稜線を歩いていた。 | ||||
その後は予定通りに進み七倉山荘に、14:50タクシーで到着した。 | ||||
チェックインをして周りの風景をビデオに納め、昨夜の運転疲れを癒すため早めに温泉に浸かった | ||||
翌日(登山初日)4:00に起きて風呂に入り5:30朝食、6:30タクシーで七倉山荘を出発 | ||||
6:40高瀬ダム上部に到着。ここでタクシーを降りブナ立ち尾根の付け根まで軽快に歩き出す。 | ||||
標高が高いせいかダムの通路は風が冷たい。更にトンネル内はひんやりしていて寒さを感じ皆一様に早歩きとなった。 | ||||
約10分でブナ立ち尾根の付け根に到着。ここから本格的な急登の登山が始まる(因みにこのコースはアルプス三大 | ||||
ばか登りの1つである)自分のペースでゆっくりと登っていこうと内心思う。 | ||||
天気は良く空は秋晴れと言った感じであるが、下界はまだまだ熱そうである。 | ||||
幸い私たちの登山道は、ブナ林の中なので木漏れ日程度で登山者の体調を守ってくれている。 | ||||
小刻みに休憩をとり10:00頃に烏帽子小屋上部の稜線に出る。前烏帽子岳と烏帽子岳が悠然とそびえ立っている | ||||
のが見えて今回の山旅第1回目の感動に出会った。当初のスケジュールではここにリュックを置いて | ||||
烏帽子岳をピストンして烏帽子小屋に宿泊の予定であったが、あまりにも時間が早すぎたので、急遽スケジュールを | ||||
変更し烏帽子岳ピストンを取りやめてそのまま、野口五郎小屋に向かう。 | ||||
烏帽子小屋の前を通り過ぎると右手に小さな高台の様なところがあるので行ってみると、そこは小屋用のヘリポートで | ||||
あった。登山道に戻って更に前進すると下り坂でキャンプ場に出る。何故かテントは1張りもない。 | ||||
特に不思議さも考えず、そのまま黙々と進んでいくと、前方に北アルプスのシンボル「槍ヶ岳」そして「穂高連峰」 | ||||
更に明日登る「水晶岳」「鷲羽岳」が並んで映り、直ぐ近くにはこれから向かう「三岳」と「野口五郎岳」が望め、 | ||||
今回の山旅第2回目の感動に出会った。やはり山旅は天候が一番である事を再認識させられた。 | ||||
三岳の山頂で昼食を摂る。普段の私の山旅なら朝食と昼食が一緒でしかも半分くらいしか食べないところであるが、 | ||||
今日は久しぶりの北アルプス稜線にいるせいか朝食を摂ったにも拘わらず、食欲が少しあり、ソーセージとコンニャク | ||||
ゼリーとマシュマロ菓子を口にした。最後に水を充分補給し、目的地の野口五郎小屋へと向かった。 | ||||
後で判ったことだが、結果的に烏帽子岳をピストンしても野口五郎小屋へは16:00頃に到着は出来た。 | ||||
そう思うと少し悔やんだが、その分野口五郎小屋手前のピークで思う存分、北アルプスの全景に酔いしれることが出来て | ||||
良かったと思った。 | ||||
最初の登山道から途中少し間をおきながらも一緒に登ってきた山口県の64歳の人=古屋さんと親しくなり | ||||
野口五郎小屋で夕食前に缶ビールで乾杯する。夕食時も他の仲間とテーブルを囲んで乾杯しビール/ワンカップを | ||||
飲みながら山の話に花が咲いた。皆が山好きで山の話に目が輝き、終わりがないのかと思うくらい話が弾み、いつしか | ||||
ビールの空き缶/ワンカップの空き瓶がテーブルいっぱいになっていた。 | ||||
小屋人の合図により皆いっせいに立ち上がり楽しい宴もお開きとなり20:30頃、床に入り21:00頃眠りに入った。 | ||||
翌朝4:50携帯電話を片手に持って小屋を出発した。(小屋でヘッドランプが壊れたため携帯電話の明かりを頼りにした) | ||||
小屋から13分で野口五郎岳山頂に到着した。 | ||||
早朝のせいか、誰も来ておらず貸切り状態である。周りはまだ薄暗く風が強いが中、手早くビデオ撮影とカメラの写真 | ||||
撮影に入る。暫くすると東方の山間の頂から朝陽が顔を出してきた。何と神秘的な出会いなのか?・・・ | ||||
今回の山旅第3回目の感動に出会う。暫く呆然とするが、今日の行程の長さを思い出してふと我に返る。 | ||||
最後にもう一度山頂の標柱をバックに写真撮影(セルフタイマー使用)をしたところ、シャッターが切れる寸前で三脚が | ||||
強風で倒れた。 |
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カメラが壊れたと思い急いで | ||||
カメラを手にして試運転をしたところ良好だったので再度三脚を立て直し錘を乗せて撮影し、5:18山頂を後にした。 | ||||
時間と共に周りは明るくなり、前方の鷲羽岳、直ぐ右横に見える水晶岳そして更に右には赤牛岳が連なっているのが | ||||
良くわかった。山道の直ぐ脇には高山植物の女王「コマクサ」が季節遅れで可憐にも咲き誇っている。正に雲上の楽園と | ||||
言った感じであった。野口五郎岳から30分位で湯俣温泉からの竹村新道との交差点に到着。 | ||||
ここで朝食休憩を取ろうと思ったが、少し風がありお腹も空いていなかったので、給水をして先へ進んだ。 | ||||
東沢乗超を過ぎて、水晶小屋直下の山道で朝食休憩をとった。小屋で作ってくれた弁当だったが、 | ||||
特に疲れていたわけでもないのに何故か食が進まず半分くらい食べて水分を多く補給した。 | ||||
13分休憩して次の目標地「水晶小屋」へと向かう。この先小屋までは見るからに急登といった感じで呼吸をしっかりと | ||||
整えながら登っていこうと思った。途中降りてくる人とすれ違い、「山頂からの展望は最高ですよ!」と声をかけてくれた。 | ||||
相変わらず澄み切った青空で湿度も低くいせいか、軽快に登ることが出来朝食をとった所から16分で水晶小屋に | ||||
到着した。小屋からは南方面に富士山が顔を出しているのが良く見え、右側の槍ヶ岳と並んで映る風景は正に | ||||
絶景であった。暫く絶景に酔いしれ写真撮影をしてから、リュックの中からサブザックを取り出し、デジカメ、ビデカメ、 | ||||
地図と水を入れ替えていよいよ今回の百名山の一つ水晶岳へと向かう。 | ||||
此処までくる途中で何度となく眺めてきた水晶岳であるが、山頂直下がこんなに険しい道とは想像もしていなかった。 | ||||
野口五郎小屋を出発して約3時間30分待望の「水晶岳」に到着した。 | ||||
山頂には誰もいなく野口五郎岳同様、貸切り状態であったので、早くビデオ撮影をと思い三脚を立てた。 | ||||
山頂からは直ぐ前方にこれから登る鷲羽岳、そして来年登ろうとしている黒部五郎岳、その右手前に雲の平が | ||||
涼しそうに見えた。ビデカメにしっかりと収めた後、デジカメを取り出していつものように電源スイッチを入れたところ、 | ||||
レンズのオープンする音がせずモニタの画面が真黒いままであった。 | ||||
野口五郎岳で三脚が倒れた衝撃で壊れたと思い、私の心は物凄いショックに陥っていた。 | ||||
ビデカメで静止画も撮れるが画質が悪いので何とかデジカメで撮りたいと思い、壊れても良いと思って力任せにレンズ | ||||
カバーを押し広げたところ、途中で自動的に開き始めた。早速写真を撮ってみたところOKだったのでそっと胸を撫で | ||||
下ろした。そうこうしているうちにハイカー(昨日の仲間)がやってきて山頂からの展望に満足しながら一緒に写真撮影 | ||||
をした。折角の百名山山頂なので、もう少し長居をしたかったが今日の行程が長いため、30分で山頂を後にした。 | ||||
水晶小屋に戻って荷物を入れなおし、十分に水補給をした後、本日2つ目の百名山「鷲羽岳」へと向かう。水晶小屋から | ||||
1時間10分で鷲羽岳に着いた。鷲羽岳山頂からの展望は水晶岳からの展望に引けをとらず日本百名山に相応しい | ||||
展望である。鷲羽岳山頂でも約25分の休憩で三俣山荘小屋へと降りていく。三俣山荘では先着していた山口県の | ||||
古屋さんが缶ビールを片手に昼食を採っていた。私も一緒に昼食を採りたかったが、空腹感がなくこれから先の | ||||
行程も長いのを十分認識していたので、小屋の前にある湧き水受場で冷たくて新鮮な水を空きボトルに補給し | ||||
顔を冷やして古屋さんと別れ(古屋さんはこの山荘に泊まるとのこと)三俣蓮華岳に向かって急登を歩き始める途中で | ||||
65歳くらいのハイカーに出会い、どちらまで行くのかと尋ねると双六小屋まで行くと言ってしっかりとした足取りで | ||||
ゆっくりと登り続けていた姿はなんとも羨ましく思われてしまった。私も体力の続く限り山歩きは継続していきたいと | ||||
改めて認識させられた。双六岳を右に見ながらひたすら先へ進み、双六小屋の上で今日宿泊予定の小屋 | ||||
「鏡平山荘」に電話を入れ宿泊の予約をとった。携帯電話の便利さに感謝しながら軽快に歩いて双六小屋に14:06 | ||||
到着。小屋の前では多くのハイカーがベンチで寛いでいる。前方には槍ヶ岳が雄大に聳え立っている。自然の偉大さ、 | ||||
美しさを感じて双六小屋を後にし、今日の宿泊小屋=鏡平山荘へと急ぐ。 | ||||
アップダウンを何度か繰り返して15:21弓折岳分岐点に着いた。此処から弓折岳山頂は見えなかったが、右下には | ||||
鏡平山荘と隣の鏡池が時々ガスにかかったりはしたもののはっきりと見えた。今回の山行で始めて感じた脚部の | ||||
疲労がこの弓折分岐点であった。林の中の下り坂を一歩一歩踏みしめて15:56鏡平山荘に到着した。 | ||||
早速チェックインして寝床に荷物を置いて鏡池に向かい、ビデオ撮影をした。鏡池の水面が槍ヶ岳をはっきりと映しだし | ||||
今回の山旅の最後の大感動であった。20分位すると雨雫が降りてきた。小屋に戻ると5〜6人のハイカーが | ||||
小屋前の池のベンチで傘をさして楽しそうに談話していた。私も仲間に入ろうとしたが、今日の山旅の着替えや明日の | ||||
準備をしていなかったので寝床に戻り着替えに取り掛かった。10分くらいすると雨足が強くなり、池のまわりにいた | ||||
ハイカー達も小屋に入ってきた。ラジオを聴きながら寝床で地図を広げ今日の行程を振り返っていた。 | ||||
双六小屋からの道のりがとても長く感じ、弓折岳分岐点に着いて鏡池を見た時は強い安堵感を覚えたことを地図を | ||||
見ながら一人呟いていた。ラジオでは地元の放送局から明日の天気予報が流れた。 | ||||
明日は朝のうち雨又は曇りと言うことで雨具装着の用意をして夕食をとるために食堂へ向かった。 | ||||
昨夜の野口五郎小屋での食事と、周囲の雰囲気がなんとなく違っていた。 | ||||
これから山旅を始める仲間と私のように山旅の終わりの仲間それぞれが、それぞれに楽しんでいる会話であった。 | ||||
食膳に冷たい缶ビールを飲んで改めて喉を潤し小屋の料理にありつく。昨夜の食事より豪華(?!)で美味しかった | ||||
ようである。明日は早朝出発と言うことで早めに床に入り眠りにつく。夜中に強い雨音が聞こえて目が覚めたが、 | ||||
疲れていたせいか直ぐ寝てしまったようである。朝4:30起床、寝床を片付け出発の準備をする。雨具を装着しようと | ||||
したが、雨は降りそうになかったので小屋の玄関前で雨具をリュックの中にいれ、忘れ物の最終確認をして5:00 | ||||
丁度に鏡池山荘を出発した。相変わらずヘッドライトは壊れて点灯せず携帯電話を手に持って灯りを点けたが、 | ||||
夏の5:00なのでそれほど暗くはなく時折消しては点け電池節約をしながら歩いていた。小屋を出て30分のところで | ||||
30分のところでシシウドケ原(分岐点)に着いた。辺りはすっかり明るくなり携帯の灯りは全く不要となっていた。 | ||||
ここで地図確認の為4分休憩した。雨が今にも降りそうな空模様であるがもう少し歩いてみようと思い雨具は | ||||
未装着のまま、歩き出した。歩き始めて10分位するとぽつぽつと雨雫が落ち始めた。 | ||||
雨が強くならないうちに雨具装着をしようと思い格好の場所を見つけて雨具を装着した。 | ||||
雨具を装着して5分位歩き出すと食事休憩に格好の場所が見つかりそこで朝食休憩に入る。 | ||||
雨は小降りのままでやみそうにないので急いで小屋の弁当を広げ食べ始める。ご飯が硬くおかず(鯉の甘露煮)も | ||||
私の好みでは急いで小屋の弁当を広げ食べ始める。ご飯が硬くおかず(鯉の甘露煮)も私の好みではなかったので | ||||
半分くらい食べて終わりにした。食事を終えて片付けようとしているところに上の方からハイカーがやってきた。 | ||||
昨夜私の隣にいた人であった。小屋の中で食事を済ませてきたとのことでそそくさに下山して言った。 | ||||
私も急いで支度してわさび平を目標に下山再開した。暫くすると下から何人かのハイカーが大きな声を出しながら、 | ||||
登ってくる。個人もいれば団体もいる。中にはツアー客もいた。北アルプスの山は老若男女を問わず皆が歩み寄って | ||||
くるところだと改めて感じ取った。確か槍ヶ岳の帰りもそのようなことを感じたなと一人思い出しながら黙々と下山路を | ||||
歩いていた。何十人、何組のハイカーととすれちがったか、数えていなかったがかなりの人数(50人以上)では | ||||
なかったかと思う。小屋を出てから2時間30分位のところで広大な河原につき更に直進すること10分位で | ||||
わさび平小屋に到着した。小屋の前には沢山の風鈴が軒下にぶら下っており、風流さと涼を演出しておりハイカーの | ||||
休憩に実にマッチしている小屋ではないかと思った。そう思っている自分はそこで休憩をしないで水を一杯飲んで次の | ||||
最終目標地「中尾高原駐車場着」へと向かった。此処からの山道は今までのごつごつとした岩の上をポンポン飛び歩く | ||||
ような道ではなく、路面が平坦な林道で歩きやすい山道であった。わさび平小屋から5分位下ったところに、笠ケ岳に | ||||
通じる笠新道にでる。アルプス三大バカ登りといわれる急登な山道である。私の百名山最後の山にしようとしている | ||||
笠ヶ岳であるが、この新道を登るかどうかは定かでない。しかし百名山を制覇するのであればやはりアルプス三大 | ||||
バカ登りは制覇していなければ・・・と思い出来ればこのルートで制覇したいと勝手に思いながら下山していた。 | ||||
わさび平小屋に泊まるのかこの時間になっても何組かのハイカーが下から登ってくる。今から登っても鏡平山荘には | ||||
夕方に着くかもしれないが天気が優れないのでどうかなー?と他人のことだけどついつい考えながら8:45に | ||||
新穂高温泉BTに到着した。予定よりかなり早く着いたのでバス停の時刻表を確認したところ、次のバスは35分後 | ||||
ということであったのでバスを待たず、おしょう水を済ませて更に車を止めてある「中尾高原駐車場」まで歩き始めた。 | ||||
アスファルトの道を30分も歩いているとさすがに足の平に苦痛を感じ始めた。 | ||||
初日にこの道を車で通っていたので道と周りの雰囲気も良く覚えていた。 | ||||
駐車場のマイカーを見た時はとてもホッとし、車は何事もなかったかのように私を迎え入れてくれた。 | ||||
早速荷物を積んで車に乗り込み3日分の汗を流す為に新穂高温泉へと向かった。 | ||||
温泉に入り心地よい気分で今回の山旅を思い出し、大満足で車を運転し一路自宅へ戻る。 | ||||