平成19年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日 時 | 8/21〜8/24 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
場 所 | 奥穂高岳 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | 上高地〜横尾〜本谷橋〜涸沢ヒュッテ〜奥穂高岳〜涸沢岳〜涸沢ヒュッテ〜上高地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
同行者 | KA(K1)、KI(K2) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
費 用 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
移動&山行所要時間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
移動 | 山行 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
着 発 8/21 16:00 小入野寮 17:00 三春IC 18:00 会津坂下IC 18:16 セブンイレブン 18:53 19:23 阿賀野SA(夕食) 20:31 20:35 大積PA 22:26 姨捨SA着(仮眠) 8/22 03:05 姨捨SA発 04:40 05:20 沢渡 05:41 上高地着 8/24 12:21 上高地発 12:48 沢渡着 |
着 発 8/22 05:51 上高地 06:39 06:55 明神 07:41 07:54 徳沢 08:49 09:23 横尾 10:26 10:51 本谷橋 12:05 12:17 小屋が見える展望 13:05 涸沢ヒュッテ着 8/23 06:08 涸沢ヒュッテ発 06:41 06:49 雪渓前休憩 07:20 07:27 ザイテングラード入口 08:30 08:45 穂高岳山荘 09:20 09:46 奥穂高岳山頂 10:40 11:28 穂高山岳荘(昼食) 11:53 12:30 涸沢岳山頂 12:48 13:00 穂高岳山荘 13:50 13:55 ザイテングラード入口 14:14 14:19 雪渓付近休憩 14:38 14:58 涸沢小屋 15:08 涸沢ヒュッテ着 8/24 06:10 涸沢ヒュッテ発 06:42 小屋が見える展望 07:25 07:45 本谷橋 08:35 08:50 横尾 09:41 09:53 徳沢 10: 33 11:03 明神(昼食) 12:08 上高地 |
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山 行 記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8/21(火)予定通り小入野寮を16:00に出発し上信越自動車道「姨捨SA」に22時過ぎに到着した。 このSAは夜景が綺麗な事で有名である事は以前からネットで知っていたが、こんなに夜景の規模が大きいとは 思っていなかった。今夜の宿泊はこのSAで車中泊である。車の中での大人3人は狭いので外の芝生にアルミマットを 敷いて寝ようかと思ったが、少し寒く感じたので病み上がりの体には芳しくないと思い仕方なく車の中で寝ることにした。 翌朝2:45起床、トイレの洗面所で洗顔・歯磨きをして3:05姨捨SAを出発した。 沢渡の駐車場には4:40到着。早速山行きの仕度と朝食を済ませ5:20上高地行きのバスに乗った。 平日と早朝のせいか道路は空いており、釜トンネルの交互通行もなくなって、上高地には5:41到着した。 普段は観光客と登山客で賑わうバスターミナル周辺も今は殆ど人がいない状態である。 K1氏は上高地が初めてで写真撮影に余念がない。私も久しぶりの上高地でビデオと写真撮影を軽く済ませて 5:51バスターミナルを出発した。 梓川沿いに川のせせらぎの音と野鳥の心地良い囀りを聞きながら3人とも心を弾ませ軽快に歩いている。 天候はやや曇り、気温18度(?)位で申し分なし。時折晴れ間がさして穂高の峰々を明るく照らしている。 明神、徳沢各休憩ポイントで10分から15分休憩し、槍ヶ岳と涸沢の分岐点「横尾」へは8:49到着した。 暫く休憩していると涸沢から早朝に降りてきた中年の女性4人組が横尾橋を渡って私たちの隣に腰を下ろして 休憩に入った。話を聞いていると今朝6:00にヒュッテを出発し、9:05分に横尾に到着のようであった。 3時間は極、標準タイムだなと一人で思っていた。それにしても最近の中年の女性は元気で体力がある。 夏山シーズンとなると殆ど山行に出掛けているとのことでとても羨ましい限りである。 そんなことを思いながら出発の時間がきて、やや重いザックを背負い「横尾橋」を元気よく渡り始めた。 暫くは平坦で川沿いを歩く。15分位歩いたところで本格的な登山道に差し掛かるが、運悪く小雨がぱらつき始める。 ここから先も長丁場になるので早めの雨具着用と思い、そそくさと合羽の上下を着て緩やかな坂道を淡々と歩いた。 途中で雨は止み合羽を脱いで更に軽快に歩き続け、横尾を出てから約1時間、先客や帰路のハイカーが皆一様に 川原で戯れている「本谷橋」に到着した。 私たちも戯れているハイカーの間を拭って川の近くに腰を下ろした。穂高の雪解け水が流れてくるせいか、川の水は とても冷たく気持ち良く感じた。コンビニで買ってきたおにぎりを1個食べて体調を整える。 ここまでは極普通の登山であったが、ここから先が体力の衰えを如実に感じる苦難の登山となった。 本谷橋を後にして勾配が一段と大きくなった登山道をゆっくりと歩き始める。 5分もしないうちに体に重く圧し掛かるだるさが感じてきた。 「これはヤバイ!この調子ではヒュッテまでは持たない」と思い、更に歩幅を短くして亀の様にゆっくりと歩き続けた。 同行の若いK1,K2の二人は元気が良く、K2は私の後ろで私の歩くペースに合わせてくれ、先行のK1は 先を走り出して適当な休憩場所を探しに行く。暫くするとK1は戻ってきて5分くらい先を行くと大きな岩があり そこから小屋が見える見晴台に着くと言われて、少し元気を取り戻すが体力的にやはりきつい状態であった。 やがて大きな岩のある見晴台に着く。ザックを下ろして呼吸を整え、水を補給して疲労困憊の体を休める。 10分位休憩して小屋の見える頂を目指す。15分位歩くと雪渓に出た。ストックで転倒防止しながらの歩行である。 小休止を何度か取りながら今夜の宿「涸沢ヒュッテ」に13:05到着した。 当初の予定では、テントを借りてテン泊2日の予定であったが、雨がいつしか強く降っていてとてもテント設営を する気になれなかった。皆の合意の下で小屋泊が決まりチェックインを済ませて我々の寝床(2階)にザックを 下ろした。4人部屋のところを3人で泊まるということで余裕の空間で快適に休むことが出来た。 早速ザックの中に手を入れて、着替えをし、明日の山行準備に取りかかる。 離れにある乾燥室へ行くとストーブが炊いてありハイカーの雨具等が干してあった。私もすぐに空きを見つけて 雨具を干し少しの間体を温めていた。 部屋に戻り地図を広げて明日の山行ルートの再確認をしながら休憩をしていると小屋の人が夕食の用意が出来た ことを知らせにきた。すっかり眠りに入っていたK2を起こして食堂に向かい、小屋で売っていた冷たい缶ビールで 乾杯をし、山小屋のありきたりの食事をとった。平日で天候不良とはいえ、さすがに北アルプスのメッカである。 小屋の食堂は満杯で2〜3回に分けて夕食を取らせていた。私は350ccの缶ビール1本では少し物足りなかったが 明日の山行を考慮して1本にとどめて夕食を済ませ、その後部屋に戻って19時頃には布団の中に入っていた。 翌早朝4:00起床、5:00に小屋の朝食をとって、6:08ヒュッテを出発した。 涸沢小屋と穂高岳行きの分岐点にすぐに着き迷わず穂高岳方面に足を向け雪渓の上を歩き出す。 やがて本格的な登りのザイテングラード下にさしかかり上方を眺めると、かなりきつそうな山道に見えた。 十分に休憩を取って、少しではあるが梯子、鎖のあるザイテングラードを登り詰め穂高岳山荘に8:05到着した。 小屋の左手にこれから登るガスがかかった穂高の岩場がどっしりと立ちはだかっている。ちょうど岩場の下にある 梯子を登っている者と下りの者が交錯しているのが見えた。 私は岩山にガスがかかっているせいかやや焦りを感じたが、実際に登るとそれほどでもなく写真を撮りながらの 余裕の登山が出来たことに大満足であった。 奥穂高岳山頂には9:20到着。相変わらず薄くガスがかかっており展望は良くない。 暫く山頂で写真撮影やビデオ撮影をしているとガスが一部抜けて、西穂のジャンダルムが間近に見え、更には山麓の 新穂高温泉エリアが見えた。しかし、ガスが抜けたのはその一方向だけでこれから向かう涸沢岳や槍ヶ岳方面は全く 見えなかった。 9:46山頂を後にして穂高岳山荘に10:40到着。小屋の中に入って昼食・休憩をとった。 暫くすると外は晴れ間が射してきてこれから登る涸沢岳の山道が良く見えた。 しかしこの晴れ間もほんの一瞬で、登り始めて数分後に風が舞ってガスがかかり山頂ではやはり今ひとつ 物足りない展望であったが私個人的には、一応満足した涸沢岳山頂であった。 12:30涸沢岳山頂を出発し穂高岳山荘、今朝登ってきたザイテングラードを下り雪渓を横目に、涸沢小屋に 向かった。途中から晴れてきて小屋に着いた時には完璧に晴れていて向かいの涸沢ヒュッテとテントの華が 夕陽にマッチしてメルヘンチックに見えた。 小屋のベンチで休憩していると夕食のおかずと思われる焼肉の臭いが近くの換気扇から漂ってきた。 一気に空腹感を覚えたので、ザックを背負って私たちの連泊の宿「涸沢ヒュッテ」に向かっていった。 小屋に着くと昨日と違って人が多く、穂高をバックに記念写真をとっているパーテイや、山小屋でよくある風景 ヒュッテのデッキで生ビールや焼酎を飲んで寛いでいるパーテイが見られた。 明日の登りを楽しみにしているパーテイと今日の疲れを癒しているパーテイと様々であるが、皆一様に輝いていて 山旅を十分に満喫しているようであった。私も早く部屋に行って着替えをし、穂高連峰を見つめながら生ビールを 飲みたいと言う気分に駆られた。 |