平成19年山行記録
日 時  9/3
場 所 利尻岳
コース 鴛泊コース(北麓野営駐車場〜山頂ピストン)
同行者 毎日新聞の旅ツアー
費 用
月/日 出発時間 到着時間 場      所 天 候 備   考
9/3 4:33   登山口(利尻北麓野営駐車場)  曇り


 小雨
 
4:56 4:53 甘露泉  
5:36 5:26 4合目 野鳥の森  
6:36 6:30 6合目  
7:42 7:33 7.8合目 第2見晴台  
8:08 7:58 8合目 長官山  
9:05 8:58 9合目  
10:14 10:02 山頂  
11:25 11:02 9合目  晴れ  
  12:52 7合目  
  13:05 6合目  
  13:37 5合目  曇り  
14:12 14:05 4合目 野鳥の森  
  14:42 登山口(利尻北麓野営駐車場)  雨  
           
           
 山 行 記
9/3(月曜日)4:00まだ外は薄暗い利尻町郊外、民宿(ひなげし)の朝食を済ませてツアー客全員が民宿の
マイクロバスに乗り鴛泊コースの登山口、「利尻北麓野営駐車場」に向かった。
添乗員が車内で挨拶をし本日の予定を説明し終えると同時位に登山口の駐車場に着いた。
駐車場広場で全員が準備体操をして、4:33駐車場を出発した。先頭には女性のガイドが付き、本コースの
全工程を誘導し、23名のツアー客の後に本ツアーの添乗員が付いた。
登山道は甘露泉までは一般の観光客が来るせいか舗装されている。甘露泉から先は本格的な登山道となるが
傾斜は緩く森林ハイキングといった感じであった。最初の休憩所は「4合目 野鳥の森」である。木々の間からは
僅かに、これから目指す利尻岳山頂が見えた。皆は一様にザックの中から水や行動食を取り出して体内に補給
している。私はビデオ撮影と写真撮影で行動食を摂る余裕がなかったが水分(ポカリスエット)だけはしっかりと
補給した。10分の休憩をして更に森林の中を歩き続ける。少しずつではあるが傾斜がきつくなっていく。
5合目の標識を横目にして通過し、第2回目の休憩所「6合目」で6分休んだ。この辺りまで来ると、森林からは抜け
出しているがまだ一部木々に被われている感じであった。しかし6合目過ぎから稜線らしき山道に出て何度か後ろを
振り返り「利尻島の小さな町並み」や「フェリー発着の二つの港」「周りの海域」そしてその海域に浮かぶ「小さな礼文島」
等々を眺めることが出来私たちハイカーの疲れを癒してくれる楽しい登りでした。
8合目の長官山から眺めた利尻岳も実に雄大で早く山頂に立ってみたいという躍動感のようなものがこみ上げて
きたのは私一人だけではないと思う。また途中のトイレブースもはじめてみた。実際には男子特権(?)でブースの裏で
所定の袋を使用して用を足していた。
9合目から先のガレ場は、予想より遥かに長く体力の限界かと思うほど心肺機能が荒れていた。
やっとガレ場が終ってふと山頂が見えたときにはホットした気分である。
山頂では風が冷たく霧雨の天候といった感じであったが、幸いにも展望に恵まれ「ろうそく岩」を眼前で見たときには、
とても神秘的で雄大に聳え立っていることに大変感動した。
私の「日本百名山」91番目のNoカードを両手に持って記念写真を撮ったのも束の間、ガイドより天候不順の為
昼食は9合目の広いところで摂ることが告げられた。私個人的には後10分位は山頂に居たかったが団体行動の
最も嫌いなところであるが、これを承知で参加するのだから・・・・と自分に言い聞かせ、直ぐにデジカメとビデカメを
ザックにしまいもう一度山頂からの眺めを確認して一番最後に山頂を離れた。
こうして私にとって北海道2座目の利尻岳の山旅を終えることが出来た。(下山の記は省略)