25年山行記録
日時 8/4
場所 白馬岳
コース 栂池自然園〜天狗原〜白馬乗鞍岳〜白馬大池山荘〜小蓮華山〜白馬岳〜大雪渓〜猿倉
同行者 単独      
出発日時 到着日時 天候 場所 備考
 8/3    07:40   曇り 猿倉駐車場   
 08:10 08:05 曇り 白馬八方BST  
  08:50 曇り 栂池駐車場  
  09:00 曇り 栂池ゴンドラ  
09:32 09:30 曇り 栂池自然園  
 10:22 10:17 曇り 銀嶺水  
  10:52 晴れ 天狗原  
12:22 12:12 晴れ 白馬乗鞍岳  
  12:58 晴れ 白馬大池山荘  
8/4  04:40   白馬大池山荘  
  05:38 小雨 船越の頭  
  06:35 小雨 小蓮華山  
07:35 07:20 小雨&風 三国境  
08:18 08:12 小雨&風 白馬岳山頂  
  08:28 小雨&風 白馬岳山荘  
8/5  06:00   白馬岳山荘  
07:06 06:50 曇り 小雪渓横断(アイゼン着脱)  
07:53 07:47 曇り 大雪渓始まり(アイゼン装着)  
09:00 08:45 曇り 大雪渓終わり(アイゼン装脱)  
09:05 09:03 小雨 白馬尻小屋  
  09:55 猿倉駐車場  
  山 行 記 録
先日の甲斐駒ケ岳山行では、体調不良による山頂制覇はできなかったので、今回の白馬岳は
慎重かつ時間的余裕をもった計画をたてた。
8/2(金)休暇を取って11:30自宅を出発 16:15猿倉駐車場到着。約20年ぶりに来た猿倉
の駐車場と猿倉荘周りを写真と動画を撮影し車に戻る。白馬のコンビニで調達してきた夕食と
ビールを頂き、20時頃眠りに入る。当初の計画では翌朝、猿倉から大雪渓ルートで山頂へ行く
予定であったが、体力と雪渓のクレパスが心配で、白馬大池ルートを2日かけて登頂することにした。
8/3(土)5:30起床、 6:45出発準備完了、 7:00猿倉荘下のバス停着、7:40白馬駅行きの
バスに乗車(客は私一人で貸切状態)、白馬八方BTで一旦下車し、栂池行きのバスに乗換える。
栂池駐車場に8:50、栂池自然園に9:30到着、山行ルートの地図を再確認し、9:32本格登山の
開始となる。
天候は曇りであるが前回の体調不良とは打って変って軽やかな足取りで樹林帯の中を暫く登る。
銀嶺水の所まで来ると天候が良くなり強い日差しが、首筋から背中を容赦なく照りつける。
それでも天狗原までは順調に歩き続けるが、そこから先の白馬乗鞍岳まで岩登りの急登は
結構厳しかった。何度も小休止を取りながら、最後の雪渓を通過すると広大な平地に出る。
約5分位歩くと白馬乗鞍岳山頂に到着した。時々ガスがかかるが展望は最高である。
10分休憩をして今夜の宿「白馬大池山荘」へ向かう。相変わらず平地から下りになると
大きな岩の山道となるが、下りの為足元は軽やかである。10分位で眼下に白馬大池と
白馬大池山荘がメルヘンチックに映し出された。途中何度か写真を撮りながら12:58
白馬大池山荘到着。山荘裏から真近に見る大池は実に神秘的であった。山荘の受付で
早速チェックインし、部屋をアサインしてもらい着替えと明日の準備を済ませて山荘の前に出る。
今日は土曜日のせいかハイカーが多くテン場は満杯状態である。明日登る白馬岳山頂への
山道が山荘から小蓮華山まではっきりと見える。また、本日最大のサプライズ「お花畑」が
沢山の花で彩られているのに大きな感動を受ける。今年は当たりと言われる「コバイケイソウ」
が満開で花畑一面に群生している。そして足元には何とも可憐な「ハクサンチドリ」「ハクサンフーロ」
「ミヤマキンパイ」等々に大きな感動を受ける。暫く、お花畑に酔いしれていると夕食の時間となり
部屋に戻って食券を取りに行く。夕食はかつカレーで800円のビール(500ml)を飲みながら頂く。
白馬岳方面から来た人、蓮華温泉から来た人、私のように栂池から来た人それぞれが集まって楽しい
山の話をしながら夕食を済ませる。夕食を済ませて一旦部屋に戻るが、外の天気が余りにも良く
今日はそれほど疲れが無いのでもう少しアルコールを入れておいた方が良いかなーと思い、
売店で冷酒を買い、山荘裏の池の畔で大好きなソーセージをつまみにして冷酒を飲む。
15分位で一人物思いに耽る時間が過ぎ、部屋に戻って寝る準備に入る。
20時に眠りに入り、翌朝3時30分起床、4時40分霧雨の中ヘッドライトを点けて山荘を出発。
15分位で雨が強くなってきたので雨具を装着、ここから先の天候はやや小雨になる時もあったが
最後の白馬岳山頂まで雨具を装着したままの山行であった。
途中、小蓮華山付近と白馬岳直下の急登では強い風に見舞われ、やや疲労が重なったが、
8時12分白馬岳山頂到着。雨と風で視界が悪く体が冷えてくるため、山頂でのエビデンスの写真を
撮って即、山荘へと向かう。山荘には8時28分到着。
小屋の清掃、片付けが9時頃終了、その後チェックインして予約していた個室に入る。
畳2枚と窓越しの板の間、そして布団置場(畳半分位の床板)の空間は一人で泊まるには十分な
広さであった。部屋の小窓を開けると相変わらずガスがかかって雨が降っている。
暫くはこの状態が続きそうと思い畳に横になって休憩に入った。
14時頃再度、小窓を開けて外を覗くと雨が止んでいてガスがとれ、幾分晴れ間も見えたので
リュックを背負って山頂へと向かった。山頂は確かに晴れていたが、杓子岳はガスで全く見えず
白馬鑓が時々顔を見せてくれたまずまずの天候であった。